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概要と導入メリット

概 要

天然ガス自動車

天然ガス自動車の構造は、燃料供給系を除いてガソリン車とほぼ同じです。

燃料の天然ガスは、ガス充填口を通して、自動車に搭載されたガス容器に最高圧力20MPaで充填されます。また運転時には、ガス容器から燃料配管を通り、レギュレータ(減圧弁)で減圧されてインジェクタでエンジンに供給されます。

小型車両例小型車両例
大型車両例大型車両例
 

天然ガススタンド(急速充填設備)

天然ガススタンドは、ガソリンスタンドと同様に、小型車であれば数分で天然ガスを充填可能で、一般車両へガスを充填・販売します。エコ・ステーションや天然ガススタンドという名称で呼ばれており、都市部を中心に全国で282箇所(2016年4月現在)整備されています。また、バスやトラック等を多く保有する事業所の自家用設備として導入している場合もあります。

主な構成機器は、圧縮機、蓄ガス器、ディスペンサーの各ユニットであり、その特徴は以下のとおりです。

  1. 1.圧縮機ユニット
    中圧ガス導管から受け入れた0.1 ~0.6MPaの天然ガスを、通常25MPa程度まで昇圧する設備です。標準仕様は250N㎥ /hですが、充填車両に合わせて複数台設置したり、2倍程度の能力の機器を設置する場合もあります。
  2. 2.蓄ガス器ユニット
    圧縮された天然ガスを蓄える貯蔵設備です。蓄ガス器は、1本あたり250リットルや450リットルの鋼製容器です。
  3. 3.ディスペンサーユニット
    車両へ充填ノズルを接続して、ガス流量を制御し、充填を行う設備です。また、充填したガス量を計測して表示する機能があります。

急速充填設置の機器構成例急速充填設置の機器構成例

メリット

都市ガスの環境性

排出ガスがクリーン

  • 地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の排出量を、ガソリン車より2割ほど低減できます。
  • 光化学スモッグ・酸性雨などの環境汚染を招くNOx(窒素酸化物)、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)の排出量が少なく、SOX(硫黄酸化物)は全く排出されません。
  • 黒煙は排出されず、粒子状物質はほとんど排出されません。

CO2排出量が少ない自動車です

大幅にポスト新長期規制値をクリアできる自動車です

パイプラインのため供給継続能力が高い

天然ガス自動車の燃料となる都市ガスは、道路等に埋設した中圧ガス導管によりエコ・ステーションに供給されます。
中圧ガス導管は耐震性に非常に優れており、東日本大震災においても地震に対する強さが実証されており、供給能力に極めて高い信頼性を誇ります。

都市ガスの安全・安定供給