第8回(2004年)
最優秀賞作品/
テーマ「いちばん!(一番!)」
最優秀賞作品一覧
「わたしはうみにむちゅう」
国府台女子学院小学部
第1学年
金森 朱音
海中には、たのしいことがいっぱい。エビやお魚などを発見したときのうれしさが伝わってくるようです。透明感のある青さと肌の色、ピンクの水中メガネなど、鮮やかな色調になっています。水中での髪のふくらんだ瞬間の動きがよく表現され、海中でのできごとがいちばんということがよくわかります。
「一番のえものだ!」
浦安市立東小学校
第4学年
大森 結衣
「一番のえもの」とあるように魚をつりあげようとしている姿が画面に大きく描かれ、魚の表情もまけじとみなぎっており、構図の大胆さと筆のタッチの強さや流れが躍動し、かなりの迫力を感じさせます。また、顔の表情も実に見事であります。作品に勢いを感じます。
「わたしのペット、
金たろうときんとと」
船橋市立習志野台第一小学校
第4学年
飯田 奈津実
水そうのガラスごしに、いつも世話をしている金魚への優しい表情がとても良く表われた素晴らしい作品です。人物の目と指の表現が、愛情をもって育てている赤い金魚への心の様子が手にとるように伝わってきます。のぞきこむ隣の人物もしっかりと描かれている素敵な作品になりました。
「すごいね、
おじいちゃんの畑」
鎌ケ谷市立五本松小学校
第6学年
小池 恵子
夏野菜の大豊作!作者は一番すてきな夏の思い出を選んだのでしょう。おじいちゃんと作者の歓声が聞こえてくるようです。かごの中や畑に実っている野菜の特徴をとらえて丁寧に描かれています。心のこもった筆づかいを感じさせる作品です。
「さかなに
なっちゃいそう!」
白井市立大山口小学校
第1学年
増田 悠吏
自分がまるで魚になったように泳いでいる様子が、画面一杯にのびのびと描けています。絵の具とクレパスを効果的に使い、目や口そして腕の表情から、思わず水しぶきの音が聞こえて来るような迫力が感じられるとても素晴らしい作品です。
「サマーナイトウォーク
35km完歩!!」
松戸市立相模台小学校
第4学年
中尾 拓海
二人で無言でまっすぐ前を見ながら黙々と歩いている姿を、背景となる夜の暗やみの表現でのスクラッチを通して表現した部分部分の色を決めて、青・紫・赤・緑等の配色をしているが、雰囲気をとてもよく表現し、他方パズル的な面白さも加わり、画面の二人の人物を生き生きとさせていてとてもよい。
「篠籠田の一番!
見つけたよ!!」
柏市立第七小学校
第3学年
髙野 由希奈
地域の伝統行事である「ししまい」を印象強く描いています。踊っている人の面や衣装、見物している人々の目線など、作者の鋭い観察の眼が感じられます。「ししまい」を踊っている三人の位置関係も工夫されています。
「夏は海がいちばん!
奄美の海で
はりせんぼんに
会ったよ」
流山市立新川小学校
第2学年
松本 賢
背景にマーブリングをほどこし、その上に海にもぐっている作者とはりせんぼんを描いています。人物を画面左に配置し左腕を長く伸ばした構図が、海の中での泳ぎを感じさせます。はりせんぼんの顔もユーモラスで楽しさが伝わってきます。この夏一番の驚きを愉快に表現してあります。
「コルネット」
沼南町立風早北部小学校
第6学年
薮崎 紫桜美
コルネットを演奏する真剣な様子が伝わってきます。画面前景中央に大きく人物を描き、背景に人物を小さく表わすことで遠近感の感じられる迫力のある作品となっています。また、ていねいな描写と明るい色調が音楽を感じさせてくれます。