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中山文化村 市川市

 日蓮宗総本山法華経寺の門前町としてにぎわう中山界隈。古きよき佇まいを残す一方で新たな文化の群落を生み出している。市川市では点在する寄贈民家を整備した21世紀の新しい文化の拠点「まちかどミュージアム」構想が進められている。

寄贈民家を新しい文化拠点に

中山文化村

中山文化村。門柱の真ん中にあるふくろうの彫刻が出迎える。

 市川市中山、若宮地区は日本画の巨匠・故東山魁夷をはじめ、彫刻家大須賀力、ガラス工芸作家藤田喬平、絵本作家梶山俊夫など多くの文化人がアトリエを構える芸術の香り高い一帯として知られる。
 中山文化村は、法華経寺の山門を抜け、奥の院の道標を右に折れた先に今年5月開村した。市に寄贈された旧片桐邸を一般公開したもので、昭和初期の和洋折衷式の珍しい日本家屋である。旧片桐邸は電気業界で成功を収めた片桐勝蔵氏が別荘として建てたもので、純和風の中に洋風を取り入れるなど勝蔵氏の当時のモダン建築への傾倒ぶりがうかがえる。氏の片腕には、ヤマギワ電気の創業者山際弘文氏も活躍していた。
 1階には洋室と和室が3部屋あり、本格的もお茶会などでも利用できる。2階には和室が2つあり「定期的な開放日を設け、芸術文化活動の発表の場や市民が芸術文化にふれる場にしていただきたい」と市では現在、利用希望者を受け付けている。

 

JR下総中山駅前北口ロータリー

近代的な建物が建ち並ぶJR下総中山駅前北口ロータリー

洋風の造りが和室を際立たせ、二間続きで広く利用できる

洋風の造りが和室を際立たせ、二間続きで広く利用できる

法華経寺山門の手前に周辺の案内図がある

法華経寺山門の手前に周辺の案内図がある

清華園

法華経寺参道の途中にある清華園

 中山文化村は市川市が今年4月から推進している回遊式のまちかどミュージアム構想第1号館である。千葉光行市川市長の「市民に幅広く文化に触れていただきたい」との熱意が実り、彩り豊かな文化と芸術を育むまちの実現に向けて整備が進められている。法華経寺の参拝客が立ち寄ることが多い中山文化村だが、参道にある旧石井邸の清華園は、享保年間からこの地に居住し、明治に入って文房具店清華堂を併設した住居で、庭園は市民の憩いの場になっている。
 下総中山駅前のロータリーも整備され、駅前に高層マンションや大型ショッピングセンターが建ち並ぶ。近代化も進むが、参道はにぎわいを見せながらも足早に過ぎ去る都会の雑踏とは違い、どこか人の流れもおだやかだ。

 先月24日から3日間、八幡で「ひめゆりの塔」で有名なシナリオ作家水木洋子さんが脚本した映画の上映や水木さんの邸宅の特別公開があり、3日間で1800人の参加があった。真間地区では1000坪の敷地を誇る芳沢邸を近い将来ガーデンギャラリーにする計画もある。平成11年に教育委員会から市長部局に移って本格的な文化行政を担当する文化課は、21世紀型の新しい文化情報の発信に燃えている。
 市川市が4年前から実施している街回遊展は、名所旧跡や街並みを巡りながら新しい文化を発見しようという試みで、中山、市川・真間、行徳と続き、今年は10月5日から3日間、将門伝説の地大野を回遊する。
 中山文化村は利用日以外は閉館しているが本紙読者のため10月10日(水)に特別開館する。

エリア情報

中山文化村(旧片桐邸)

市川市中山3-15-8  利用日以外は開館しておりません。
10月10日(水)特別開館日 10時~16時
詳しくは市文化課TEL:047(334)1111へ。

清華園(旧石井邸)

市川市中山4-14-1 開園時間は9時から17時。

中山周辺マップ
MAP