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21世紀の森と広場 松戸市

 ストレス社会の癒しとして身近な処方箋となっているのがガーデニングや森林浴、ウォーキング。文明進歩の代償として失われたものを取り戻そうとする自然回帰の流れはますます高まり、身近な充足の場を求める人が増えている。

斜面樹林が育む里山の原風景

色鮮やかな花壇と四季の山野辺。

色鮮やかな花壇と四季の山野辺。

 松戸市の中央に位置する21世紀の森と広場は、年間60万人が利用する市民憩いの場である。入園が無料ということもあって、週末になるとベビーカーを引いた親子連れをはじめ、休日をのんびりと過ごす人であふれる。園内には遊具がないのでバドミントンや水遊び、ザリガニ釣り、もちろん芝生で寝そべってお弁当を食べる人などさまざま。自然に身をまかせながら精神のビタミンを吸収する癒し系が人気だ。ほかにウォーキングなどの健康増進派、さらにはバードウォッチングや野草園を歩く生態観察派の姿も見られる。

 

未来を象徴したモニュメント

未来を象徴したモニュメント

自然生態園を木道に沿って回る自然観察会

自然生態園を木道に沿って回る自然観察会

千駄堀の湧水池

千駄堀の湧水池、水とこかげの広場

千駄堀池の人工朝霧

千駄堀池の人工朝霧。幻想的な雰囲気の中ではしゃぐ子どもの姿も

 50ヘクタールに及ぶ広大な敷地は斜面樹林に囲まれ、下総台地のわき水によって生じた湿地環境に生息する生きもの観察の場でもある。その特徴は谷津田の低地を使った点。谷津田と呼ばれる里山の原風景は、人間が森から抜けだし、はじめて集落を構えた所といわれる。豊かな土壌が生み出す自然環境が見直されていることもあって、ありのままの自然を観察できる貴重なスポットになっている。
 「斜面樹林にはできるだけ手を加えず、自然を尊重した造り」と同広場。斜面からしみ出してくるわき水が各所にあり、水量は1日当たり約1000m³。この一帯には畑や山林が多く残されているために雨水が浸透しやすく、わき水は昔から千駄堀周辺にかけて水田を潤し、農業に従事する人々にとってかけがえのない自然の恵みであった。

 広場には遊具もゴミ箱も置かず、利用者が自発的に過ごすような造りが持ち帰り意識を促す結果に。開園までに時間を費やした分、21世紀を見据えた人と自然の共生という骨太のコンセプトが生まれた。
 園内は広場ごとに整備され、今年新たにバーベキュー広場が誕生した。夜間開放の声もあるが、夜行性の動物に配慮し、棲み分けの基本方針は崩さない。
 「希少な動物もたしかにいますが、それを保護するのが目的ではなく、あくまでも保全。自然のふところには立ち入らずに共存ルールを守ることが、来世紀へつながる大事な事柄です」。森のボリュームがあってはじめて自然界のピラミッドが現出する、目に見えない土壌の部分が肝心だと強調する。
 自然観察会では外周の木道を歩きながら植物や野鳥など自然の声に耳を澄ませば“センス・オブ・ワンダー”を体感できる。実体験のない子どもにとってどんぐりの実ひとつで世界が変わる。まさに自然発見の宝庫である。
 園芸に関するみどりの相談や年間90回に及ぶイベントも。この時期、カモが繁殖期をむかえ、求愛のために美しく変貌したオスが水面を彩る。樹林もほのかに色づきはじめ、11月になれば錦秋の美に染まる。

エリア情報

21世紀の森と広場

松戸市千駄堀269番地
開園時間9時~17時(11月1日~2月末日間は16時30分まで)
休園日12月30日~1月1日 入園無料 駐車料金500円
TEL:047(346)0121

【交通】
新京成八柱駅南口下車JR武蔵野線新八柱駅下車徒歩15分
さくら通り→さくら橋アンダーパス→公園中央口
新京成バス 八柱駅南口より小金原団地行き公園中央口下車
※ペットをつれての入園不可。

21世紀の森と広場マップ
MAP