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東西線南行徳駅・行徳周辺

寺町の歴史と文化にふれる行徳界隈

妙好寺寺の山門

妙好寺の山門/宝暦11年(1761年)に造営された木造切妻茅葺きの和様四足門。市川市の指定文化財

 鉄道路線を乗り継ぎ、気になる駅で途中下車。周辺を散策しながら、魅力ある街の風情を楽しみます。6回シリーズの2回目は、東西線・南行徳駅を降りて行徳・妙典界隈を歩きます。「戸数千軒、寺百軒」と呼ばれた寺町をめぐる小さな旅です。

 

内匠堀プロムナード

内匠堀プロムナード

内匠堀プロムナード/南行徳小学校脇の内匠堀に沿って平成7年に水と親しむ緑の道として整備された。親水水路の利用期間は8月31日まで

香取神社の縁結びの木

香取神社の縁結びの木/境内に2本の木が寄り添うように立つ

行徳駅前公園

行徳駅前公園/公園の一角に常設のミニSLの軌道がある。運転は8月を除く毎月第2日曜の10時~12時と13時~15時。雨天時は運転中止

法善寺境内の庭と芭蕉の句碑

法善寺境内の庭と芭蕉の句碑

法善寺境内の庭と芭蕉の句碑/下段写真の句碑は、松尾芭蕉の100回忌にあたる寛政9年(1797年)に行徳の俳人らによって建てられた

ステーキ石井

ランチA

ステーキ石井/常陸牛をはじめ、こだわりの和牛が味わえる専門店。ランチは1,050円とリーズナブルながらボリューム満点で、Aはステーキ(下段写真)、Bは日替わりのメニュー。夏バテ予防のスタミナ源としていかが。上段写真右がオーナーシェフの草刈義男さん
時間/11時~14時30分・17時~21時30分( ラストオーダーは各30分前)火曜定休
TEL/047-397-4285

かつての豊かな水辺の街をイメージ

 今回の旅は、南行徳駅を出発して行徳・妙典地区を散策し、江戸川のほとりまで歩いてみる。まずは、駅西側の南行徳公園へ行こう。
 通称「えんぴつ公園」と呼ばれるここには、外周に沿ってジョギングコースがあり、そこにバラのトンネルと花壇が設けられている。バラの盛りは過ぎているが、わずかに鮮やかな花が残っていた。次の見頃は秋だそう。また、この公園にはシンボル的な築山とせせらぎがあり、夏は子どもたちの格好の水遊びの場となっている。
 水遊びスポットと言えば、旧江戸川方向へ500メートルほど行った南行徳小学校沿いに、堀をイメージして整備された内匠堀(たくみぼり)プロムナードも子どもたちの憩いの場だ。江戸時代初期に農業用として整備された人工の水路「内匠堀」。現在はその役割を終え、雨水路として、また暗渠となって歩道に姿を変えている。
 内匠堀に尽力したひとり、狩野浄天ゆかりの源心寺のわきを抜け行徳街道を進む。見事なイチョウの巨樹が枝を広げる香取(かんどり)神社を過ぎて行徳駅近くの弁天公園へ。ここには、鎮守の森と呼びたくなるようなクスノキ、タブノキ、エノキなどの古木からなる小さな森があり、この中に弁財天が祀られている。
 行徳駅の南東に行徳駅前公園がある。ここには市川蒸気鉄道クラブと自治体が協力して運営するミニSLの軌道が常設されていて、運転日には無料で乗車できる。
 行徳駅周辺をぶらりすると、開店前から常連が列をなす店が。和牛の名店・ステーキ石井だ。ここでスタミナをつけて旅を続けよう。

家康も歩いた古寺建ち並ぶ権現道

 さて、押切の稲荷神社前を通り行徳街道に戻ろう。ちなみに、この神社にも幹の周囲6メートルを超える大樹がそびえる。本殿には見事な彫刻が施されている。
 レンガ塀の残る古い町並みを抜け、2010年に国の登録文化財となった旧浅子神輿店店舗兼主屋前の路地を右に入り、街道の1本東側に平行に延びる小道が徳川家康も鷹狩りの際に歩いた権現(ごんげん)道だ。行徳街道が整備されるまでは、これがメインストリートだったという。幅2メートルあまりの細い路地だが、右側に寺がズラリと並び、寺町通りまで1キロほど続く。
 寛永3年(1626年)創建の淨閑寺門前には、六地蔵と「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人道・天道」の六道が彫られた高さ2メートルあまりの六面塔がそびえる。また妙覚寺は天正元年(1573年)開山で、境内に房総で唯一のキリシタン灯籠がある。他に、家康が立ち寄った寺として知られる法泉寺も、この権現道に鎮座する。
 法泉寺の東側にある法善寺には、行徳の俳人らが建立した芭蕉の句碑が境内にひっそり佇む。句碑には、奥の細道の旅の際に伊勢で詠んだ「宇たがふな潮の華も浦の春」と刻まれている。
 宮本武蔵ゆかりの徳願寺門前を通り、県道6号市川・浦安バイパスを江戸川方向へ。路地を入ったところに、市内では数少ない茅葺き山門の妙好寺がある。永禄8年(1565年)の開山だ。
 そのまま北に歩けば、300メートルほどで江戸川のほとり。川を渡る心地よい風にあたりながら小さな旅を終わろう。

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