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武蔵野線市川大野駅・大野周辺

将門伝承の残る大野界隈

大町レクリエーションゾーン

大町レクリエーションゾーン/動植物園や自然観察園、バラ園、フィールドアスレチックなど、自然と親しめる施設が豊富。秋バラの見頃は10月~11月、紅葉は11月下旬頃。写真のポイントでは紅葉のトンネルが楽しめる

 鉄道路線を乗り継いで南から北へ。気になる駅で途中下車し、周辺を散策しながら魅力ある街の風情を楽しみます。6回シリーズの4回目は、JR武蔵野線・市川大野駅を降りて大野から大町を歩きます。平将門伝説と自然を訪ねる小さな旅です。

 

迎米地域に残る長屋門

迎米地域に残る長屋門

迎米地域に残る長屋門/三社宮近くに残る2つの長屋門。上段写真の門は白壁が美しい。いずれも非公開

万葉植物園のやぶらん

万葉植物園のやぶらん/万葉集ゆかりの植物およそ200種を集める庭園。やぶらんの万葉名は「やますげ」

三社宮の力石

三社宮の力石/右は79.5kg、左は145kgあるという

駒形大神社

駒形大神社

駒形大神社/毎年1月20日に行われる市指定民族文化財「にらめっこおびしゃ」で知られる。拝殿正面の彫刻(上段写真)は鳳凰だろうか

御菓子司 峰月堂

生クリーム大福

御菓子司 峰月堂/現在地に移転して50年を迎える和菓子店。季節限定商品の「ありのみ」(下段写真手前・140円)は、梨の果肉が入ったあっさり白あんで美味。5種類の味が楽しめる「生クリーム大福」(130円)は10年前の発売時から人気の定番スイーツ。上段写真右が三代目の峯島重明さん。夫婦で店を切り盛りする
時間/8時~18時 月曜定休
TEL/047-337-1314

野に咲く草花を落ち着いた庭園で

 今回の旅のスタートは市川大野駅。まずは、駅前の通りを八幡方面に向かおう。
 駅からすぐの高台に三社宮(さんしゃぐう)が建つ。奈良・春日、愛知・熱田、兵庫・野口の3社を祀り、これが名前の由来という。境内には力石が2つ、デンと置かれている。案内板によると、当地の若者たちの体力増強、また力自慢のために使われていたそうだ。
 この三社宮を囲むように2つの長屋門が残る。江戸時代後期の建築というが、美しい門構えだ。
 歴史を感じる長屋門から300メートルほど歩くと、木々に囲まれるようにたくさんの馬頭観世音や庚申塔などがある。庚申塔には貞享4年(1687年)、享保3年(1718年)と刻まれているものも。300年あまり前の建立だ。
 隣には、昔の風情を漂わせる和菓子屋がある。地元で50年続く峰月堂だ。自家製あんを使った上品な甘さが人気の和菓子は、歩く旅にはありがたい。
 峰月堂のある交差点を左折、迎米公民館をさらに左折して万葉植物園に向かおう。ちなみに迎米公民館は昔ながらの木造建築で、かつて大柏小学校の校舎として使われていたものを移築したという。
 線路沿いに立地する入園無料の市川市万葉植物園は、万葉集ゆかりの植物を200種あまり集めた和風庭園(9時30分~16時30分・月曜休園 ※11月~3月は16時閉園)。真ん中に池があり、静かな佇まいだ。展示されている植物にはそれぞれ説明板があり、その草花の万葉名や詠まれている歌、作者などが記されている。いにしえの時に思いをはせるのもいい。

将門伝説をたどり自然の宝庫へ

 跨線橋を渡り、そのまま進むと浄光寺だ。運慶作と伝わる、市指定文化財の乳なし仁王像を安置する。東に見える市立第五中学校の建つ台地は、かつて城山と呼ばれていた。大野城跡だという。いずれも平将門ゆかりの伝説が残る。
 浄光寺のホームページには「平安時代末、平将門がこの地に城を築いたときに、その城内に毘沙門天を安置するお堂が創建したのを当寺の起源とする」とある。また大野城は将門が築いた出城であると、地元には伝わっている。
 第五中学校グラウンドの北側の台地にある天満天神宮にも将門伝承が残る。案内板には「将門が天慶元年(938年)、京都の天満宮(北野神社)をこの地に勧請したものであると伝える」と説明されている。
 充行院、礼林寺の脇を抜け、北に進めば駒形大神社が鎮座する鎮守の森。将門を合祀する神社だ。ご神体は白馬に乗った若武者だそうで、将門とも伝わる。大野には他にも多くの将門伝承が残っている。散策しながら探してみてはいかがだろう。
 旅の締めくくりは大町レクリエーションゾーンへ。動物園や自然観察園、バラ園、観賞植物園、民間のフィールドアスレチックコースなど、自然と親しむのに絶好の場所だ。動物園と、少年自然の家にあるプラネタリウム、フィールドアスレチック以外は無料で利用できる。
 湧水のある自然観察園には谷津の自然を生かした遊歩道が。一周約2キロの散策路は、四季折々さまざまな表情を見せる。これからのシーズン、バラ園では秋バラが見頃を迎え、また11月下旬には見事な紅葉が楽しめるはずだ。

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