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武蔵野線

桜と万葉花の名所めぐり

ニワウメ

市川市万葉植物園で4月に見られるニワウメ(バラ科)の花、万葉名:はねず

 芽吹きの春を迎え、道ばたにも様々な花々が見られるようになりました。ウォーキングが一段と楽しいシーズンです。JR武蔵野線沿線でお花見しながら散策してみませんか。市川市万葉植物園では万葉人が愛でた花に、昭和ロマン館では懐かしい童画などに出合えます。

 

ヒオウギ

同じくヒオウギ(アヤメ科)の花、万葉名:ぬばたま

八柱霊園広場

八柱霊園広場の桜。園内の桜は約900本。南中央門と紙敷門そばの調整池周辺、松飛台中央門周辺も見どころ

「昭和ロマン館」館長・根本圭助さん

自作のポスター原画「東京の子ども百年展」を前に、思い出を語る「昭和ロマン館」館長・根本圭助さん

常盤平さくら通り

松戸市の桜の名所、常盤平さくら通り。1961年の団地完成に合わせ植樹された。さくらまつりは4月3日(土)11時~20時、4日(日)10時~19時

新三郷ららシティ

新三郷駅南側の元武蔵野操車場に開発された住宅街・新三郷ららシティ。大型商業施設として駅前にはららぽーと新三郷、COSTCO、IKEAなどが建ち並ぶ

ピンクに染まる八柱霊園と常盤平

 JR武蔵野線は東京の外郭地域を環状的に走る鉄道で、千葉県では船橋市、市川市、松戸市、流山市を横断。西船橋駅と南流山駅を含め7つの駅がある。お花見のこの時期にお勧めは新八柱駅界隈。松戸市の桜の名所・八柱霊園は同駅から徒歩20分ほどだ。
 ケヤキ並木(700メートル)の参道を有し、広さは東京ドームの約20倍。面積の約半分が園路や緑地、植え込み地で、松やケヤキなどの樹木に混じり、桜も多い。ソメイヨシノ、ヤマザクラなどその数は約900本。青空に映え、近景、遠景となって目を楽しませてくれる。霊園南側のフェンス沿いに水戸街道に至る道路が走っており、両側はどこまで続くのかと思うほどの桜並木。桜色のトンネルに舞う花吹雪は圧巻だ。
 恒例の「霊園桜まつり」は4月4日(日)。園内のいこいの広場・ふれあい広場で、野点や琴演奏、お花見踊りなどが催される。問い合わせは同霊園管理事務所(電話/047-387-2181)へ。
 新八柱駅から新京成五香駅へと続く、常盤平さくら通り(日本の道100選)を散策するのもいい。3.1キロの沿道に約640本の桜が咲きそろう。4月3日(土)と4日(日)は「常盤平さくらまつり」。ゆりの木通り交差点から五香駅前までを会場に、チャリティライブやパレードなどが行われる。

古人の感性を偲ぶ市川市万葉植物園

 市川大野駅から歩いて5分、大野緑地と呼ばれる台地に市川市万葉植物園がある。こちらは桜ならぬ、万葉集に登場する植物197種を集めた、池泉回遊式の和風庭園。草花には、植物の和名や万葉名、関連する万葉集の歌などを記したプレートが添えられている。
 4月にはスミレ、イカリソウ、チガヤなど約10種類の野の花のほか、ニワウメ、スモモ、ヤマツツジなど木の花36種類ほども咲きそろう。
 「在来種の″万葉植物″は、園芸品種のようなボリュームや艶やかさはない。でも、よく見ると一輪一輪が個性的で、感動するくらい伝わってくるものがある」と話す同園の松丸勇さん。5月に咲き始めるジャケツイバラ(まめ科)も必見。「釣り針形の険しいとげに相反して、房状に咲く黄色い花はとてもきれい。古代人は現代人にそれをわかってもらうために詠ったのかなと花を見て思いますね」と。
 園内には、染色や工芸、食用など万葉人の生活に使われていた有用植物を紹介するコーナーもある。四阿や藤棚が整備され、管理棟には休息室兼展示室、資料室が。満々と水をたたえた池の水面に、周囲の緑が映えるのもこれからだ。万葉集には市川真間の手児奈伝説の歌がある。ゆかりの地で、自然を愛した万葉人の心にふれてみては。
 問い合わせは同園管理事務所(電話/047-337-9866)へ。

小松崎画伯の世界知る昭和ロマン館

 新松戸駅から常磐線に乗り換えて一駅、北小金駅まで足を伸ばせば、もう一つの桜の名所、仏法山東漸寺がある。1481年の開創、関東18壇林の一山の名刹である。境内の観音堂の前に美しく咲き誇るのは樹齢330年以上という枝垂桜。樹齢400年の亀の松も有名で、あじさい、紅葉のころも美しい。
 同寺の近くの浅野工務店。昭和期の出版界にあって、一世を風靡した小松崎茂画伯(1915年~2001年)の作品を紹介する昭和ロマン館(電話/047-341-5211)が開設されている。
 画伯の名前を知らない人も、絵物語『地球SOS』や少年雑誌に載ったSF画や戦記画、またテレビ番組「サンダーバード」のキャラクター絵(プラモデルの箱絵)といえば懐かしく思い出す人も多いことだろう。こうした戦記物、少年冒険活劇、SF未来物の挿絵や作品などが、ずらりと展示されている。
 館長の根本圭助さんは、小松崎画伯に師事。月光仮面やひょっこりひょうたん島、仮面ライダーなど、手がけた商品用イラストは好評を博した。数々の童画も発表、今もエッセイストとして活躍中。根本さんの「おとぎ・どうわ」絵も展示されている。
 長年、出版界で幅広い活動をしてきた根本さん。館内で出会えれば、ご自身の作品や昭和を彩った大衆アートについて話が聞けるのでは。
 武蔵野線で江戸川を渡れば埼玉県。新三郷駅南口前には、昨年開業した一大商業施設がある。その一つ「ららぽーと新三郷」に三郷市が発信する情報拠点「ららほっとみさと」が。歴史・文化・観光情報などを紹介しているので、散策の手がかりにどうぞ。

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