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八日市場市

うっそうとした森林に佇む日本一古い大学、飯高檀林

写真

鼓桜(重要文化財)。講堂に学徒を呼集するためにうち鳴らした

 八日市場市は全国一の植木産地として有名ですが、日蓮宗の最古の学問所として栄えた飯高寺(飯高檀林)の所在地でも知られています。四季折々に趣があるこの荘厳で美しい寺林には、国の重要文化財が点在し、かつて学僧が修業した世界を今に伝えています。

 

1650年焼失のため翌年に再建された講堂(重要文化財)/飯高寺のボランティア世話人山崎正義さん

1650年焼失のため翌年に再建された講堂(重要文化財)/飯高寺のボランティア世話人山崎正義さん

「ふれあいパーク八日市場」では生産者の顔がわかる新鮮な野菜が並ぶ。

「ふれあいパーク八日市場」では生産者の顔がわかる新鮮な野菜が並ぶ。

館内のレストラン「里の香」の生姜焼き定食は豚肉も地元産

館内のレストラン「里の香」の生姜焼き定食は豚肉も地元産

須賀ハリストス正教会

須賀ハリストス正教会
イベント情報

飯高周辺の民俗・まつり

金原のおびしゃ「大かがり神事」

1月9日の未明、三社神社で大かがりに火を入れた後、七五三の男子、15歳を迎えた男子が的を射る。

小高の裸参り

妙長寺で1月9日(成人の日の前日)深夜に行われる真冬の水ごり行事。下帯一本で門前に集まった若者が、辻で「ワッセワッセ」の掛け声とともに、水をかぶって身を清めた後、駆け足で500メートル離れた八坂神社まで行き、無病息災・家内安全・五穀豊穣を祈願する。県内の奇祭として遠方から見学者やアマチュアカメラマンが多く訪れる。JR八日市場駅からタクシー利用

美しく荘厳な境内と国指定の重要文化財

 檀林とは、江戸時代に開かれていた僧侶の学問所のことで、飯高寺は日蓮宗の最古で最高位の壇林。八日市場市の中心から北方へ約8キロの舌状台地にあり、歴史を今に伝える総門、鼓楼、鐘楼、講堂は国の指定重要文化財である。
 6.77ヘクタールある境内は、スギを中心にタブノキ、ムクノキ、ヤブツバキなどがうっそうと生い茂り、飯高檀林跡として県の指定史跡となっている。総門をくぐり講堂に至る並木も樹齢数百年の巨木。紅葉の森と静寂と古色蒼然とした建物が織りなす風景は、時空を超えた趣である。
 寺の創建は1580年(天生8年)。1874年(明治7年)の学制により廃壇されるまで、約300年間にわたり数多くの名僧を輩出した。飯高寺と称されるのは、1591年(天生19年)に徳川家康が寺領30石を寄進した時に寺名が記されていた事による。
 講堂の内部を案内してくれたのは寺の世話役・山崎正義さん。90歳とは思えない矍鑠(かくしゃく)としたガイドぶりで、徳川家康の側室お万の方とのゆかりや、学徒の生活を披露。学問所なので檀家がないこと、立正大学の発祥の地であり日本一古い大学であること、戦後の農地解放により広大な水田を手放したことなど興味深く話してくれた。
 飯高寺の辺りには、飯高神社、妙福寺、天神の森が点在。これらをめぐる自然散策コースが整備され駐車場も完備。コース案内の看板には、ほかに市内の見どころも。

特産品を味わいイコンの名画に触れる

 飯高寺から3キロ、のどかな田園風景が広がる東総広域農道沿いに「ふれあいパーク」がある。
 ここでは、地元農家や加工業者の会員が丹精込めた野菜や米、餅など特産物を売っており、その新鮮さが魅力。市民よりも市外からの客の方が多いというのも驚き。
 館内の「里の香」レストランは地元の味が自慢。八日市場産の豚肉を使用した生姜焼き定食はキャベツもどっさりと盛られている。
 余談だが、特産といえば大浦ゴボウ。毎年、成田山新勝寺に奉納するために大浦地区で栽培されている、太さ30センチ、長さ1メートルの特大種の非売品。今年はすでに成田山に納められたとのこと。
 閑話休題、ふれあいパークを後にし、帰路、国道126号に出て横芝町へ向かう途中で飯倉交差点を左折。蕪里の地に建つ瀟洒な須賀ハリストス正教会に立ち寄ってみるのもいい。
 ここには、1899年東京神田のニコライ大主教から贈られた「機密の晩餐」「聖母子」「ハリストス」など10画からなる油絵のイコン(聖画)が収蔵されている。作者は、23歳で単身ペテルブルグの女子修道院、エルミタージュなどでイコン画の技法を学んだ、女流イコン画家・山下りん。作品は42歳の頃のもので、厳しい制約の中にも日本的な創意がうかがえるという。今月の拝観日は18日(土)11時から15時まで。JR八日市場駅から市内循環バス(須賀循環)で須賀ハリストス正教会前下車。

エリア情報

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