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柏市(めいどいんちば)

現在、世界一の長寿国となった日本、その食生活はますます多様化しています。そこで今回は、柏市に工場を持ち、食肉加工と医用機器の分野で躍進する企業をご紹介します。

命を見つめる現場に技術を 最先端の医療画像診断装置を提供

診断機器に対する不安を少しでも軽減したいと願う診療される側に立って開発されたオープンタイプのMRI[AIRISシリーズ]の最新機器と臨床写真

診断機器に対する不安を少しでも軽減したいと願う診療される側に立って開発されたオープンタイプのMRI[AIRISシリーズ]の最新機器と臨床写真

医用機器

株式会社日立メディコ
http://www.hitachi-medical.co.jp/
柏市新十余二2-1。
tel:04(31)4151
昭和24年5月設立。資本金138億8400万円。
代表取締役社長・猪俣博氏。従業員数2491名。

MAP
株式会社日立メディコ

 柏市に工場を持つ(株)日立メディコは、現代の医療現場で欠かせないME(メディカルエンジニアリング)機器の専門メーカーとして、X線CT装置や超音波、MRIなどの診断装置を開発し、医療現場に提供しています。
 同社は家電製品で知られる日立グループの医療分野を担う目的で昭和24年に設立されました。「命をみつめる現場に技術を」と柏工場では、同グループの持つ最先端の技術ノウハウを活かしながら開発、製造、販売、サービスまで一貫した流通ラインを確立。

 昭和51年には頭部用X線CT装置の国産第一号機を完成させ、その名声を不動のものにしました。従来のX線では不可能だった断層画像の実現によって、X線診断の新領域を示す布石となり、後の医療発展に多大な影響を及ぼしています。
 医用機器の技術革新では、磁気共鳴を利用したMRイメージング装置もそのひとつ。MRIは磁気の力で身体の断層像を撮り、病変の有無を調べます。現在世界にMRIは約1万6000台稼働し、その内8台に1台は同社の製品です。
 医用以外でも空港の手荷物検査装置の開発など幅広い分野で同社の技術は活かされています。

 98年には現社名の25周年記念事業として敷地内に日立メディカルフォーラム柏(MFK)を設立。医療現場で役立つ画像とは何かを求め、最先端の診断支援技術や診断事例を集積化した情報拠点となっています。
 1Fメーンホールには最新の医用機器が展示され、専用のX線、CT、MRI室も配備し、診断室さながらの雰囲気です。MFK ではこれまでパンダの掌、鯨のヒレなど、思いがけない物件が持ち込まれ、昨年は恐竜の卵の化石の3次元撮影に成功。こうした努力もあって、近隣の医療施設の信頼を獲得し、地域との関わりも生まれています。

 

時代を先取りした技術で新しい食を提案

今や食卓の定番とも言える伊藤ハムのアルトバイエルン、さわやかパックうすぎりホワイトロース、ベーコンを使った調理例

今や食卓の定番とも言える伊藤ハムのアルトバイエルン、さわやかパックうすぎりホワイトロース、ベーコンを使った調理例

ハム・ソーセージ

伊藤ハム株式会社
http://www.itoham.co.jp
柏市根戸1-3。
tel:0471(32)3111
1928(昭和3)年4月設立。資本金224億1500万円。
代表取締役社長・伊藤研一氏。従業員数3224名。

MAP
伊藤ハム株式会社

 ハム、ソーセージのトップメーカーとして知られる(株)伊藤ハム東京工場が柏市にあります。同社発展の礎となったのが昭和9年、創業社長が苦心の末に開発したスティック型のポール・ウインナーです。それまで日本人になじみの薄かったハム・ソーセージの大衆化に成功し、セロファンに包まれた昔懐かしい味は今でも愛され続けるロングセラー商品になっています。
 その後も独自の技術によって安くておいしいプレスハム、どんな料理にもなじむ世界一小さなウインナー「ポークビッツ」など常に業界のパイオニアとして独創性豊かな商品を送り続けています。
 「ハムやソーセージの栄養分である動物性タンパク質が戦後の食生活で比重が増し、市場拡大に結びつきました」と同社広報室。

 数々の商品開発の背景にあるのが新しい食の提案。看板商品のひとつでもある「アルトバイエルン」は、特定JASの基準に定められた72時間以上熟成。肉本来の旨味を醸成したのがおいしさの理由です。3連パックの「朝のフレッシュ」は包装の工夫やシールで買い得感や簡便性を強調。一方、「さわやかパックうすぎりホワイトロース」は業界トップシェアを占める商品です。生ハムブームや消費者のナチュラル志向も売上げに拍車をかけています。
 食の多様化は一方で高級志向を促し、普及品との二極化が業界事情。「その中で常に改良を重ね、いかにバリューアップなど商品の付加価値を高めるかです」

 68年に設立された東京工場は首都圏を中心とした生産の拠点で、全工場中最大の生産量を誇ります。
 地域との関わりにも積極的で、工場周辺の清掃活動もそのひとつ。昨年ISO14001を取得し、社員一人ひとりの意識づけが浸透しています。今年から3か年計画がスタートし、新たな市場開拓を狙います。