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溶融亜鉛めっき製造 市川市

ガルバテックス株式会社
 暮らしの中でもっとも身近な金属といえば鉄。産業活動を支える鉄を腐食から守る鉄サビ防止のトップランナ-が市川市のガルバテックス(株)。創業以来70有余年、溶融亜鉛めっきを中心に配管や鉄塔、ガ-ドレ-ルなど実に身近なところで技術が生かされています。

鉄サビ防止のトップブランド 社会を支える溶融亜鉛めっき

本社高谷工場の生産ライン

本社高谷工場の生産ライン。製造工程は8つに分かれ、中央のめっき釜に鉄を浸けて製品化していきます

 ガルバテックス(株)は1924年創立の小幡亜鉛工場を核として誕生した鋼管亜鉛めっき(株)(現高谷工場)と日本ガルバノ(株)(現行徳工場)が97年に合併し、設立されました。

 主力であるパイプめっき生産量は、日本一のシェアを誇ります。水道管やガスの供給配管などライフラインをつなぐ重要なパイプ役。見えないところで暮らしと密接に関わっています。

 パイプと並んで製造が好調なのが構造物の溶融亜鉛めっき。鉄にとって最大の敵であるサビを防止する技術です。サビ防止には鉄と空気との接触を断つことが基本ですが、鉄と亜鉛の反応で合金層を形成し、鉄サビ防止の働きを強めるのがめっきの役目。耐蝕、密着、耐久性など亜鉛のすぐれた特性をいかし、製造工程をクリアしながら品質の高い製品ができあがります。
 「メンテナンスコストがかからないのが利点。長期的にみれば塗り替えが必要な塗装などの表面処理方法とくらべてはるかに経済的です。さらに摩擦や衝撃などによって剥離する心配もなく、半永久的な防錆効果、耐久性も強みです」と村田営業総括室長。

 

立体駐車場
立体駐車場

市街地やマンションなどですっかりお馴染みになった立体駐車場

パイプ生産は日本一

パイプ生産は日本一

鉄と亜鉛の融合

 1万坪の広い敷地を有する高谷工場を案内してもらうと、鉄を加工する金属音が工場内に響きます。製造工程は主に8つに分かれ、板状の鉄を酸で洗うなど、前処理を施してから亜鉛と鉄が一体になる約440度で処理します。鉄と亜鉛の波長が一致する瞬間です。
 長く浸けることで付着量も増しますが、過酷な腐食環境下で使用される鋼材などについては規格に応じて時間でコントロールします。

 板状の鉄を浸けて融合させる行程は、生まれたての赤ちゃんが羊水に浸かる感じ。広い工場内をのぞいてみると、ちょうどガードレールを作っている所。板状の鉄を隅々まで均一に被膜が施され、仕上げ検査、結束の後処理を経て出荷されます。クレーンのフックにつなぐ作業はすべて人間の手で行います。

身近なところで活躍

 溶融亜鉛めっきは、2つの工場で要望に応じて大中のめっき釜を使い分けます。大きい構造物は、行徳工場の長さ14mの大釜で造られます。鋼構造物から鋼管までの幅広い品種のめっきにも対応できるよう、コンピュータシステムで管理されています。

 製造されためっき類は、公共施設から生活用品まであらゆる分野で活躍しています。もっとも身近なところでは、立体駐車場。駐車スペースの少ない都市部で増え、マンションの敷地内の自走式など、今後ますます需要が拡大する分野です。

 車社会にも欠かせない存在でガードレール、道路標識柱や照明灯も溶融亜鉛めっきが活躍する場所。ほかに電力・通信の鉄塔、スキー場のリフトなどにも生かされています。

 海水に影響されるコンクリート部も耐久性を高めるため、鉄筋にめっきを採用している特殊な例もあるそうです。県内における最近の新しいところではJR船橋駅南口再開発ビル『フェイス』屋上のゴンドラ受け及び目隠し鉄骨に使用されています。
 今後は「彩色めっき」のようなカラーバリエーションの需要が高まってくる可能性があると予測しています。

めっきのカラー化も

 「技術的には可能といわれており、生産稼働に乗れば実現も近いと思われます」。硬質な中にもファッション性を兼ね備えためっきの登場に期待が膨らむところ。
 鉄によって支えられている私たちの暮らし、決して剥離することなく、未来まで輝き続ける確かな技術です。
 「一般家庭では直接なじみはないですが、社会資本の設備に貢献していくのが我々の役目です」

会社情報

ガルバテックス株式会社
MAP

ガルバテックス株式会社

創業 1924年(大正13年)7月
設立 1997年(平成9年)4月

本社・高谷工場 市川市高谷新町3
電話:047(328)1171(代表)

行徳工場 市川市加藤新田212-4
電話:047(397)7151(代表)