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船橋市・習志野市

 船橋市では、清川記念館(本町)所蔵品の来年度一般公開を予定し、今年11月には飛ノ台史跡公園博物館(仮称、海神)の開館の準備が進められるなど、文化事業で目立った動きが見られる。そんな中今回は、ガラス工芸や美術館などの民間施設を集めてみた。

ガラス工芸を複合的に楽しめる空間 宙吹きガラス体験や技を実感

ヤマヤクリスタル(営業していません)

ヤマヤクリスタル(営業していません)

 色とりどりのガラス工芸品が並ぶヤマヤガラスは、今年で創業107年。東京の墨田区から昭和39年現在地に移転し、千葉県のガラス工芸を代表する作品を作り続けている。
 館内は創業100周年を機にリニューアルされ、工場とショップ、ギャラリー、ミュージアム、レストランなどガラスをテーマにした複合的な空間となっている。工場では見学のほか、宙吹きガラス体験もできる。実際にガラス造りを体験し、形や色の違いやヤマヤ独自の技を実感してもらおうというもので、1人より予約を受け付けている。
 ヤマヤクリスタルは手造りによるオリジナリティが最大の特徴。200色の色ガラスの中から配合によって生まれる微妙な色彩感や繊細な模様が高い評価を得ている。
 一方、対面販売の中で顧客ニーズを積極的に取り入れて、新しい感覚の若手作家の育成にも力を入れており、その結果ガラス工芸作家の志願者も年々増えている。
 「ガラスはこわれやすい分大事に扱おうとする。冷たいイメージですが、内には熱が凝縮している、そんな風に思っていただければ」と山谷眞智子店長。
 スペシャルギャラリーでは、古代ガラスの復元品や世界のタンブラーを一堂に展示。結婚式なども行われ多目的に利用されているイベント用のクリスタルホールや茶室もある。
 レストランやギャラリーなど、それぞれ趣向を凝らし、随所にガラス工芸の技が光る。おすすめはショップ&タンブラーミュージアムで、涼感をそそるグラス類などが格安で購入できる。7月16日までガラスの器まつりを開催中。(写真)

 

見る人によって違う幻想的な世界 詩をきっかけに作品収集始める

アンリ・ミショー美術館(閉館)

アンリ・ミショー美術館(閉館)

 詩人・美術評論家で大学講師を務める鶴岡善久さんが、習志野市谷津の自宅2階に設けた私設美術館。偏愛するアンリ・ミショーの油彩画や版画など90点あまりの作品を展示している。
 「作品はどれも抽象的で、幻想や夢想の世界を表現している。画題がない分、見る人によってさまざまな見方ができる独自の作風が魅力」と鶴岡さん。
 アンリ・ミショーは一般的に詩人として知られる。学生時代にミショーの詩と出会った鶴岡さんは、その反逆的な作品に強く惹かれたという。60年代初めにミショーの実物の絵画を見て大きなショックを受け、それ以来コレクションに傾倒し、所蔵の作品を集めて飾ろうと決意。完成はミショーの死後。
 「好きな作品をいつでも眺めていたかったのと小さくても世界でひとつのミショーの美術館をつくりたかったから」と語る。鶴岡さんと同じく詩をきっかけにミショーファンになった人が多く、作品を眺めに訪れる。
 鶴岡さんは晩年のミショーと文通し、その縁で作品の寄贈を受けた。展示室にはアジアやアフリカなどの古民具も置かれ、アンリ・ミショー論などの著作も展示、販売している。

 

テーマを変えて毎月企画展 古美術や歴史を学ぶ講座も人気

平成美術館

平成美術館

 平成美術館は平成7年にオープン。以前は屋号を栃木屋と称し、栃木県で大名相手の両替商を営んでいたという。当時から所蔵するお宝をもとに館長の大澤金成さん(写真)が収集した骨董品を無料で展示している。
 「廃藩置県で大名が没落していく中、抵当物として集まったのがはじまり」と大澤さん。大澤さん本人は東京美術倶楽部に所属し、古美術の造詣を深めていった。TVの鑑定番組でお馴染みの中島誠之介は後輩にあたる。
 終戦後は進駐軍によって多くの文化財が流出する現場も見てきたと述懐。そうした中で、所蔵するコレクションを一般に公開しようと4階建ての同館を建てた。1階は喫茶で、2階の大澤古美術では、古伊万里や古九谷などの焼き物や掛軸のショップ、3階が美術館になっている。
 月ごとにテーマを変え、6月は時の記念日にちなんで大名時計展を28日まで開催中。作品は鎌倉、室町時代のものが中心で、櫓(やぐら)時計や印籠時計、枕時計、香時計、航海に使った海図時計など精緻で扮飾を凝らした珍しいものばかり15点を展示している。
 一方、中国の古美術や焼き物、陶芸の歴史を学ぶ講座も好評で、電子顕微鏡を使っての鑑定も行う。古美術はそのまま歴史の勉強にもつながり、実際に作品を見ながら学べるのが人気となっている。

 

平成美術館

所在地:船橋市前原東1-1-1
10時~19時 火曜休館 入館無料
Tel:047(473)1210

その他

MAP

船橋市郷土資料館

船橋のあゆみを常設展示し、考古、民俗、歴史資料などの収集、保存を行っている。入館無料 9時~16時半 
所在地:船橋市薬円台4-25-9 月曜休館
Tel:047(465)9680

ふなばしアンデルセン公園こども美術館

陶芸や染織など8カ所のアトリエで体験教室を開催している。
所在地:船橋市金堀町525 9時半~16時 月曜休館
Tel:047(457)6627