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山武さんむ

キャンプしながら野菜収穫体験

有野実苑オートキャンプ場

「有野実苑」オートキャンプ場。貸し農園もある

 観光立県をうたう千葉県には、心が「ほっ」と安らぐ見どころもたくさんあります。体と心に優しい「ロハス」「スローフード」「エコ」の観点からふるさとの魅力を再発見してみませんか。これから1年間「のんびり千葉の旅」にご案内します。まずは、農業体験ができるキャンプはいかが?

 

家族とクラフトを楽しむ島田健司さん

家族とクラフトを楽しむ島田健司さん。キャンプの魅力を「非日常の開放感がいいですね」と

さんぶの森公園

「さんぶの森公園」の花の谷には長いすべり台も

不動院成東山長勝寺

不動院成東山長勝寺。本堂は朱塗りの懸崖造り

成東・東金食虫植物群落

天然記念物「成東・東金食虫植物群落」。コオニユリやヒメガマに囲まれて管理棟が見える
コバギボウシ
コバギボウシ
センニンソウ
センニンソウ
※1)
有野実苑オートキャンプ場
板中新田224
電話 0475-89-1719
http://www.arinomi.co.jp
※2)
さんぶの森公園グリーンタワー
埴谷1904-5
電話 0475-80-9103
http://www.city.sammu.lg.jp/
※3)
成東・東金食虫植物群落
山武市島・東金市上武射田
電話 0475-80-1251
(教育委員会成東出張所)

 山武市(山武町・成東町・蓮沼村・松尾町が今年3月に合併)は、稲作をはじめ、野菜、果実の生産が盛んな地。山武杉で知られる林産品や九十九里の海の幸にも恵まれ、観光リゾートとしても海水浴・サーフィンやテニスなどのスポーツが楽しめる地域資源を提供している。

「有野実苑」と「さんぶの森公園」

 そんな中でアウトドア派に好評を博しているオートキャンプ場が板中新田にある。約5万平方メートルの広大な敷地を有する果樹園に設けられた「有野実苑(ありのみえん)」(※1)がそれで、オートキャンプサイト85、モーターホームサイト20、ログキャビン5棟のほか、プール、露天風呂などが整っている。流しそうめんやパン教室、クラフト教室のお楽しみもあるが、何と言っても収穫体験がユニーク。
 「果樹園を経営しているうちに、もぎたて、採りたてのおいしさを多くの人に味わってほしい、それには来てもらえる環境をと、思うようになった」と鈴木信夫社長。収穫体験の説明は自らがあたり、「トウモロコシの粒はヒゲを数えるとわかる。ヒゲ一本一本がそれぞれの粒につながっているからね」など、目から鱗の話に興味はつきない。
 収穫体験は年間通してできるが、落花生や芋掘り、栗拾い、ネギ、ニラ摘みはこれからがシーズン。9月3日・10日の日曜には農園狩り大会が開かれ、実りの秋を体感できる。
 茂原から来たという島田健司さん一家は「これから親や妻の姉と合流する」と楽しそうに話す。日ごろ離れて暮らす3世代が増えている昨今は核家族時代、新たな家族の触れあいの場になればと、鈴木社長は期待している。

 同市では「さんぶの森公園」(※2)でもキャンプが楽しめる。こちらは明るい雑木林の傾斜を利用した木製のデッキが8基あり、それぞれ大型のテントを張ることができる。バーベキュー施設やスケートボード場、斜面を利用した滑り台、芝生の広場なども。
 公園のシンボル、グリーンタワーは高さ60メートル。地上40メートルの展望台まで一気にエレベータで登れば、360度のパノラマが広がり、北には緑の木々に囲まれた市内遠くに成田国際空港が望める。

天然記念物「成東・東金食虫植物群落」

 自然との触れ合いといえば「成東・東金食虫植物群落」(※3)も見逃せない。成東駅から南東に約2キロメートル、作田川沿いの山武市島(旧成東町)と東金市上武射田にまたがるおよそ3.2ヘクタールの湿地帯がそれで、大正9年に指定された国の天然記念物である。
 同群落を守る会のボランティアの案内で、食虫植物のミミカキグサやモウセンゴケを観ることができた。目をこらさなければわからない小さい植物の営みに改めて自然の不思議を体感できる。
 ここには食虫植物8種類をはじめとしてこれまでにおよそ300以上もの植物が記録されているとのこと。タカトウダイやオミナエシの黄色に、コバギボウシの紫、コオニユリのオレンジが緑の海原を吹くそよ風にゆらゆらと揺れる様は可憐で愛らしい。
 成東駅から徒歩3分の不動院成東山長勝寺も立ち寄りたいところ。江戸時代漂流した船を寺の灯りが導き、難を逃れたことから「浪切不動」と呼ばれ親しまれている。本堂は朱塗りも美しく、露出した奇岩の上に突き出るように建てられている。足を伸ばせば市川市ゆかりの歌人・伊藤左千夫の生家も巡ることができ、歴史と文芸散策もお勧め。

エリア情報

山武市MAP