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鴨川市

育て作る楽しみ、棚田の体験

大山千枚田

田植えを待つ「大山千枚田」。高台には鴨川市の施設「棚田倶楽部」があり、来訪者の休息や会合など多目的に利用されている

 「鴨川大山千枚田」は、約4ヘクタールの急斜面に大小375枚の田んぼが連なる棚田です。近年、オーナー制度やトラスト制度などの保存活動により、日本棚田百選、千葉県指定名勝へと変貌を遂げました。周囲の里山や集落の景観も美しく、陶芸・ガラス工房では自然を映した作品に触れ、体験を楽しめます。

 

主基グラススタジオ

「主基グラススタジオ」の展示コーナー

鈴木洋史さん

ガラスを吹く鈴木洋史さん

館長・奥田眞人さん

和紙染めをする「鴨川陶芸館」館長・奥田眞人さん。左の茶色のポットとカップ3点は千枚田の粘土を化粧巻きした作品

大山寺の向拝に施された彫刻

関東三大不動・大山寺の向拝に施された彫刻。作者は波の伊八と称された、武志伊八郎信由。大山千枚田からも回れる

清澄寺

清澄寺。正式な読み方は「せいちょうじ」

家作り体験塾

「家作り体験塾」で作業する塾生たち。正面は建設中の風呂場とトイレの別館 ※)大山千枚田保存会は2003年にNPO法人に認定。棚田倶楽部の管理を受諾。松明のイベント、綿藍トラストの問い合わせは棚田倶楽部・同保存会へ。
電話 04-7099-9050
FAX 04-7099-9051
HP/www.senmaida.com
mail/info@senmaida.com

の原点体験 綿藍トラスト募集

 日本棚田百選・千葉県指定名勝、鴨川市の大山千枚田は、県内最高峰の愛宕山(標高408メートル)から北西2キロメートルに位置し、標高差60メートルの斜面に大小375枚の田んぼが連なる。ゴールデンウイーク初日4月28日(土)、29日(日・祝)の夜(17~21時)は、1000本の松明が灯され、幻想の世界を映し出す。(※)
 10年前、荒廃する棚田を守ろうと、地主や市民、市外の支援者が大山千枚田保存会(※)を発足させた。棚田オーナー制度を導入するなど、都市住民と地元生産者との交流を活性化。農地の管理維持に成功し、その活動は全国的にも注目されている。
 保存会では、周辺の耕作放棄地を利用した「綿藍トラスト」も展開。和綿と藍の栽培から、染色や糸つむぎ、織りまでを体験し、暮らしの技術を再発見してもらおうという企画で、会員を募集している。応募受け付けは5月6日(日)まで(※)。収穫した綿と藍は会員に均等に分ける。
 新しい試みとして、好評を博しているのは「家作り体験塾」。今年7月までの10カ月間にわたるワークショップで、古民家・松本邸の改修を通して、気候風土にあった伝統的建築技術を学び、地場産材木の良さを知ってもらうのが狙い。
 塾生は10代から60代までの老若男女25人。「古民家を手に入れ自分で手直しして住みたい」「木の家に関わることで自分のできることをしたい」「家の構造を知りたい」など動機は様々だ。材木の見方や大工道具の使い方など基本の「き」からスタート。最終的に松本邸の敷地内にお風呂とトイレの別館を完成させる。
 「建築に携わる者として軸組工法や土壁作りの体験を提供し、家作りの本来の姿を理解してもらえれば」と講師の新貝健次さん。次期は7月募集予定。

美しい自然の中でガラス・陶芸体験

 鴨川の美しい自然に魅せられ、移り住んで創作活動に意欲を燃やす工芸家たち。その一人に「主基(すき)グラススタジオ」(上小原410/電話04-7097-1443)を主宰する鈴木洋史さんがいる。創作のモチーフは、目の前の風景。外に向けて並べられた作品は、背景の里山に虹や雲、風などの彩りを添えているかのようだ。
 鈴木さんは、1200度の炉から真っ赤に溶けたガラスを吹き竿に巻き付け、実演してくれた。息でふくらませたガラスをくるくる回しながら壺からコップ、サラダボール、ランプシェードの形へと変えていく。どろどろのガラスは10秒から15秒で5、600度まで下がり動かなくなる。また、口をいったん広げると元に戻らないとのこと。止め時が肝心だ。吹きガラスの体験も可能で、工程やポイントを教えてもらえる。
 体験といば「鴨川陶芸館」(平塚1602/電話 04-7098-0012)も人気の施設。館長の恩田眞人さんは、「なるべく地元のものを使う」が信条。千枚田の粘土や、地元の木灰、ワラ、籾殻などを用いたオリジナル作品が展示即売されている。
 信楽の土に含まれるわずかな鉄分と、巻き付けたワラから発するアルカリのガスが反応してできた文様が印象的な花瓶など、手に取ってみたくなるものばかり。作品を手に、稲ワラの釉薬や千枚田の粘土の話など伺うと興味はつきない。同館では、絵付け・手びねり・電動ロクロの体験ができる。ガラス・陶芸ともに体験は予約が必要。
 里を離れて、千光山清澄寺を巡るのもいい。標高377メートル、約3万5000坪の境内には、虚空蔵菩薩を安置する大堂、祖師堂、観音堂、宝物館などが点在。宿坊し写経体験もできる。

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