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亥鼻公園から青葉の森公園へ

千葉氏ゆかりの史跡

千葉寺

遍路が多く訪れる千葉寺。中世を通じて千葉氏代々の祈願所となる。市指定史跡の多宝石塔(鎌倉時代)などがある

 千葉市の散歩道「千葉氏ゆかりのコース」をウオーキングしてみませんか。ポイントの亥鼻公園は桜の名所で、今日27日(金)から「千葉城さくら祭り」が開かれます。緑豊かな千葉県立青葉の森公園も魅力のスポット。「ちば歩こう会」の達國明さんと萱野哲夫さんに案内していただきました。

 

亥鼻公園の千葉市立郷土博物館

亥鼻公園の千葉市立郷土博物館(写真提供:千葉市観光協会)。休館月曜(祝日の場合は翌日も休館)・祝日。開館9:00~17:00(入館は30分前まで)。一般60円、小中学生30円。(電話/043-222-8231)

千葉寺境内「千年イチョウ」

千葉寺境内の見事な「千年イチョウ」

千葉大学医学部構内の七天王塚

千葉大学医学部構内の七天王塚。古くから厄除けの神として崇められ、一説には千葉氏の七人兄弟の墓であるとも。構内にある付属病院(現在の医学部本館)は1936年竣工の鉄筋コンクリート構造で、デザイン性など建築的価値が高い

千葉県立青葉の森公園の彫刻広場

千葉県立青葉の森公園の彫刻広場。現代を代表する彫刻家の20の彫像が設置され、自然と芸術の調和を楽しめる

千葉教会会堂の内部

千葉教会会堂の内部。ドイツの建築家リヒャルト・ゼールの設計。外国人技師の技術を採り入れた建築は明治文化の象徴とも。見学は(電話/043-222-4475)へ事前に連絡を

房総の魅力500選の地、猪鼻城跡

 亥鼻公園は、千葉県庁や県警本部、ビル群が見下ろせる千葉市街地の高台にある。平安時代末期の1126年、豪族千葉常重が土気の大椎城から移り「猪鼻(いのはな)城」を構えた城址で、千葉の政治・文化発祥の地。常重の子の常胤が、安房に逃れてきた源頼朝を助け、平家追討に軍功をあげたことなどから一族は鎌倉時代に全盛期を迎え、この地一帯を繁栄させた。
 公園のシンボル“千葉城”は市内を一望できる展望室を持つ郷土博物館で、こうした千葉氏と郷土の歴史に触れられる。「千葉常胤と猪鼻城跡」は房総の魅力500選の一つ。園内には多くの碑があり、城跡の石碑や房総出身の歌人である伊藤左千夫、古泉千樫、吉植庄亮の歌碑など、それぞれの碑文が往時を語っている。城址の北側のふもとには井戸跡「お茶の水」が。歴代の城主が産湯に使い、常胤がこの井戸の水でお茶を頼朝に献じたとの伝説が残る。
 ふもとといえば千葉氏には関係ないが、千葉教会会堂(千葉県有形文化財)もお勧めだ。1895年に建てられた塔屋付き2階建ての洋風木造建築で、昨年の補修・補強工事によって創建当時の姿に近づいたという。外見は洋風下見板張り、内部は簡素な装飾ながらゴシック風アーチ型の窓、折上天井風の高い天井、黒く太い柱などが落ち着いた雰囲気を醸し出している。見学は自由。(写真説明参照)
 「猪鼻城は北側に都川、西側に急な崖、南には入り組んだ谷津があり、地の利が生かされていたようです。城の外郭は千葉大学医学部や青葉の森公園まで広がり、医学部構内に謎を秘めた7つの古塚が北斗七星の形に点在しています」と達國明さん。古塚は七天王塚と呼ばれ、牛頭(ごず)天王が刻まれていることから千葉氏の守護神の塚とも、平将門の七騎武者の墓とも伝えられている。

房総の歴史と自然を伝える青葉の森

 医学部の構内を抜けさらに歩を進めると、約54ヘクタールの広大な千葉県立青葉の森公園はもうすぐ。日本の畜産技術研究発祥の地として、70年にわたり寄与してきた農林水産省畜産試験場の跡地に造られた公園で、千葉県立中央博物館、芸術文化ホールのほか、野球場や陸上競技場などスポーツ施設も有する。
 同博物館の常設展では、房総半島の自然と歴史を紹介。併設の生態園は先月、開園20年を迎えた。自然の再生と保全の取り組みを写真でまとめた冊子「生態園20年」を片手にじっくりと観察してみるのもいい。緑豊かな雑木林が、かつては若木の支柱だけが目立っていたとは想像もつかないに違いない。
 「園内は一年中花が絶えず、四季折々の自然が魅力」と萱野哲夫さん。公園散策を日課にしているが、狸に出合うこともあるという。園内には旧東金街道の一部が残され、自然に抱かれて古道を歩いてみるのも気持ちがいい。
 さらに足をのばして坂東第二十九番霊場の千葉寺へ。709年に行基が開山した千葉市最古の名刹だ。境内の千年イチョウは幹囲8メートル樹高30メートル、古い歴史を物語っている。

エリア情報

モデルコース

 JR本千葉駅→羽衣公園(羽衣の松)→胤重寺(疣地蔵尊あり)→千葉教会会堂→お茶の水→亥鼻公園(猪鼻城跡碑・千葉市立郷土博物館・歌碑ほか)→千葉大学医学部本館(旧付属病院)・七天王塚・凡秋句碑→千葉県立青葉の森公園→千葉寺


発見メモ

(A)千葉城さくら祭り/3月27日(金)~4月5日(日)。亥鼻公園内の桜や千葉市立郷土博物館をライトアップ。ちびっ子広場では12時~17時に「ふわふわ」や「ミニトレイン」の遊具が登場。同博物館は3月30日(月)に臨時開館、4日(土)の18時~20時に夜桜と市街地の夜景鑑賞が楽しめる。4日12時から地元農産物や地酒などの販売、お汁粉の無料配布も。問い合わせは同祭り実行委員会事務局(電話/043-222-0300)

(B)千葉県立中央博物館/5月31日(日)まで春の展示「クモ・蜘蛛・くも 8本足の糸つむぎ職人」展。様々なクモの生態や網について標本や写真、拡大模型、映像などで紹介。

(C)凡秋句碑/千葉大学医学部教授であり法医学の権威であった俳人加賀谷凡秋の碑が構内に

  • ※ちば歩こう会の問い合わせは事務局(電話/043-255-5360)(石田さん)へ

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