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富山町

初夏を告げる果物、びわ狩り

(上)町のシンボル富山。(下)びわ一粒ずつ、夫婦で袋掛けをする椎津久さんとフミ子さん

(上)町のシンボル富山。(下)びわ一粒ずつ、夫婦で袋掛けをする椎津久さんとフミ子さん。葉は皮膚病の民間療法として利用し、種も内服して健康に役立てている

 千葉県の安房特産「房州びわ」は、初夏を告げる果物の王様です。大粒で水分を多く含み糖度も高いのが特徴で、産出額は全国2位。旬という言葉がなくなりつつあるフルーツの中でその座を保ち、全国的にも高い人気を得ています。シーズンに先駆け富山町のびわ観光農園を訪ねました。同町は南総里見八犬伝の里としても知られています。

 

伊予山を背景に建つ天神社。樹齢1000年といわれる楠がある

伊予山を背景に建つ天神社。樹齢1000年といわれる楠がある

物語の世界に誘う伏姫山門

物語の世界に誘う伏姫山門
インフォメーション

海で遊ぼう

  • ○海開き/6月25日(土)
  • ○海水浴場開設期間/7月17日~8月22日。ライフセーバーによる監視あり。
  • ○観光地引網(無料)/7月23・24日、28日~8月14日。岩井海岸で午前5時30分から。捕れた魚の持ち帰りは子ども優先。
  • ○砂の芸術(無料)/7月31日。中央海岸で受付11時から。開始は13時からで砂や海藻など海がイメージできる自然素材で創作。

道の駅「富楽里とみやま」のアクセス

  • ●電車=JR内房線岩井駅下車からタクシーで
  • ●車=京葉道路——館山自動車道——木更津南IC——国道127号——富津館山道路・鋸南富山IC——富山町・岩井

イベント情報/写真

ゆうゆうと魚が泳ぐ富楽里の巨大な生けす

山の斜面を生かし、5種類130本を栽培

 ここは、富山町の町名の由来となった富山のふもと、1町歩の“びわ山”を有する椎津農園(合戸681。県道丸山・富山線沿い)。早生の能重、肌がきれいな房光、大粒で甘い大房、瑞穂、田中の5品種が栽培されている。
 約130本を手塩にかけ世話をするのは三代目の椎津久さん・フミ子さん夫妻。春の袋掛けも二人でするが、樹齢30年の木々は大きく、1本に1000個は実がなるというから大変な仕事。収穫が終わってからも、ほうび肥、草刈、摘花、害虫対策など一年中手入れに余念がない。斜面を登りながら行う作業は苦労も多いが、山に沿って吹く海(黒潮)の風のおかげで、霜が降りにくい利点がある。
 「それでも、冬に気温が氷点下1度の日が3回あると不作になる。天候が一番気になること」と久さん。
 丹精込めたびわはこれからが旬。6月20日までびわ狩りが楽しめる。30分食べ放題で大人2000円。小人1000円、予約は電話0470-57-3614同園へ。
 ほかにもびわ狩りができる農園があり、道の駅「富楽里とみやま」のインフォメーション(電話0470-57-2601)で紹介してもらえる。

八犬伝のロマン香る富山の伏姫籠穴

伏姫籠穴

伏姫籠穴

 富山町は見どころも色々。富山中腹の伏姫籠穴には是非立ち寄りたいところ。江戸時代、曲亭馬琴が書いた9輯(しゅう)98巻、半紙本106冊に及ぶ伝奇小説「南総里見八犬伝」のゆかりの地で、ここから「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」8つの玉が飛び散り、八犬士の波瀾万丈物語が始まる。
 門をくぐり緑の林の石段を上り詰めると、伏姫がこもったという苔むすほこらが見えてくる。架空の世界から取り残されたかのような現実の籠穴は、静寂の中で神秘に満ち、幻想的雰囲気が漂う。
 時間があれば、標高359.5メートルの富山ハイキングもお勧め。伏姫籠穴から、野鳥や水鳥のバードウオッチングができる合戸の堰を通り山頂まで約50分、眼下に広がる東京湾は絶景だ。
 ドライブなら、丸山富山線から富津館山線を経て鴨川富山線に出、平久里天神社を訪ねながらぐるりと一周するのもいい。帰りは「富楽里とみやま」で一休み。漁協直営の大漁市場コーナーには巨大な生けすがあり、すくって下ろしてくれる。これからアジ、トビウオがおいしいという。珍しいマンボウのきもみそ和えもあり、試食するとウニ和えにも似た味わいであった。

 

エリア情報

地図