ガスコンロの火がつかない原因と対処法|音で診断する5ステップ
最終更新日:2026年04月16日公開日:2026年04月16日
この記事でわかること
ガスコンロの火がつかない原因は、電池切れ・バーナーキャップのズレ・汚れなど、自分で対処できるケースがほとんどです。「料理を始めようとしたら火がつかない!」そんな時でも、すぐに修理を呼ぶ必要はありません。この記事では、点火時の「音」で原因を絞り込む診断フローと、5つの原因別の対処法を解説します。エラーコードの見方や、修理・買い替えの判断基準もまとめていますのでぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- 「カチカチ音」の有無で分かる、今すぐ試すべき故障の診断フロー
- 「11」「12」など、点滅しているエラーコードの意味と対処法
- 自分で直せる汚れと、プロに頼むべき「寿命(10年)」の境界線
- 修理依頼時に役立つ「型番・症状」の正しい伝え方
1. 火がつかない!まずは症状から原因を特定しよう
コンロの火がつかない原因は、点火操作をした時の「音」と「炎の状態」で大きく3つに分けられます。ご自宅のコンロはどの状態ですか?
1-1. パターンA:「カチカチ」という音がしない
点火ボタンを押したり、つまみを回しても、火花を飛ばす「カチカチ(スパーク音)」が聞こえない、または音が遅く弱い場合です。
→ 主な原因:電池切れ、チャイルドロック機能
1-2. パターンB:「カチカチ」音はするが、火がつかない
火花は飛んでいるのに、ガスに着火しない場合です。
→ 主な原因:ガスの元栓閉鎖、バーナーキャップのズレ、点火プラグの汚れ
1-3. パターンC:火はつくが、手を離すと消える
点火はするものの、指を離した途端にプスンと消えてしまう場合です。
→ 主な原因:立ち消え安全装置の汚れ、Siセンサーの作動
ここからは、それぞれの原因に対する具体的な対処法を解説します。
※作業前には必ずガスの元栓を閉め、コンロが十分に冷めていることを確認してください。
2. 原因別の対処法と掃除のコツ
2-1. 原因1:電池切れ(よくあるケース)
「カチカチ」音が遅い・弱い、または全くしない場合は、電池切れの可能性が高いです。
- 確認場所:操作パネルの裏や、点火つまみの下部などに電池ケースがあります。
- 注意点:電池の向き(+-)を確認してください。また、「アルカリ乾電池」が推奨されている機種にマンガン電池を使うと、電力不足でスパーク音が弱くなったり点火しにくくなることがあります。新品のアルカリ乾電池への交換をおすすめします。
- サイン:「お知らせサイン」などのランプが点滅している場合は、電池交換の合図です。

2-2. 原因2:チャイルドロック
小さなお子さまのいたずら防止機能が働いている可能性があります。
- 対処法:「ロック」と書かれたスライドスイッチやボタンがONになっていないか確認し、解除してください。
2-3. 原因3:バーナーキャップ
掃除の後などに多いトラブルです。バーナーキャップ(炎が出る部分のフタ)が正しくハマっていないと、ガスと火花が適切に接触せず着火しません。
- 対処法:一度取り外し、裏面の水分を乾いた布で拭き取ります。再度セットする際は、「カチッ」と音がするまでしっかり押し込み、傾きがないか確認してください。

2-4. 原因4:汚れ・目詰まり
ここは特に重要な「掃除ポイント」です。吹きこぼれや油汚れが付着していると、火花が飛ばなかったり、火が消えてしまったりします。
- 点火プラグ(白い陶器の部品):先端の金属部分が汚れていると火花が飛びません。
- 立ち消え安全装置(鉛筆の先のような金属棒):ここが汚れていると、炎の熱を感知できなくなり、安全装置がガスを遮断してしまいます(手を離すと消える主な原因です)。

【掃除のコツ】
柔らかい歯ブラシや布を使い、優しく汚れを落とします。頑固な汚れは、中性洗剤を含ませた布で拭き、最後に洗剤分を完全に水拭き・乾燥させてください。
※金たわしや硬いブラシは使用しないでください。部品を傷つけると故障の原因になります。
2-5. 原因5:Siセンサー
以下の場合、故障ではなく安全機能として火が消えることがあります。
- 鍋が高温になりすぎている:炒め物などで鍋底が約250℃に達すると、自動的に弱火に調節され、その後消火します。その場合は「高温炒めモード」や「センサー解除スイッチ」を活用してください。
- 鍋底がセンサーに密着していない:軽い鍋や、底が焦げ付いている鍋だと、センサーが正しく反応しません。
3. 点滅している数字は何?主要メーカーのエラーコード一覧
コンロの操作パネルに数字が点滅していませんか?これはコンロからのSOS(エラーコード)です。(※1)
| エラーコード | 意味 | 主な対処法 | 備考 |
| 11 | 点火不良 | 元栓、ガスの遮断、点火プラグの汚れを確認 | ご自身で対処できる場合あり |
| 12 | 立ち消え安全装置作動 | 立ち消え安全装置の掃除、バーナーキャップの確認 | ご自身で対処できる場合あり |
| 32 | サーミスタ(温度センサー)の回路故障 | ご自身での対処は不可。メーカーまたは専門業者に修理を依頼してください | 電池交換では解決しません |
| 71 / 72 | セーフティバルブ(71)またはサーモカップル(72)の回路故障 | ご自身での対処は不可。メーカーまたは専門業者に修理を依頼してください | センサー掃除・鍋の置き直しでは解決しません |
スクロールしてご覧ください
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※1
エラーコードの意味・対処法は機種によって異なります。詳細は取扱説明書やメーカー公式サイトを必ずご確認ください。
4. それでも直らない場合は?修理・買い替えの判断基準
色々試しても改善しない場合、部品の故障や寿命の可能性があります。
4-1. 判断基準①:使用年数「10年」の壁
ガスコンロの設計上の標準使用期間は約10年です。
- 〜7年程度:修理用部品がメーカーにある可能性が高く、修理する方が経済的な場合があります。
- 10年以上:製造終了から年数が経過しており、部品の入手が困難になっている場合があります。修理しても別の箇所が壊れるリスクもあるため、安全面からも、買い替えの検討をおすすめします。
4-2. 判断基準②:修理費用の目安
- 軽微な修理(センサー交換等):1.5万〜2.5万円程度
- 重度な修理(基板交換等):3万円以上
3万円を超える見積もりの場合、最新の機能的で掃除しやすいコンロへ買い替えた方が、長期的に見てお得になると考えられます。
4-3. 修理を依頼する前の準備
スムーズに対応してもらうために、電話やWeb予約の前に以下をメモしておきましょう。
- 型番(品番):本体側面・底面のシールや電池ケース内部に記載されています。
- エラーコード:表示されている場合。
- 具体的な症状:「いつから」「どっちのバーナーが」「どうなっているか」。
5. ガスも電気も!「住まいのトラブル」をまとめて解決
コンロの不調や給湯器のエラーなど、住まいのトラブルはある日突然起こるもの。しかも、「いつ・どこが・何が原因か」は、その瞬間になってみないと分からないことがほとんどです。コンロの不調をきっかけに、ガス機器だけでなく、お家の「インフラ」全体を見直してみませんか?
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まとめ
ガスコンロの火がつかない時は、まず「音」を聞いて原因を絞り込みましょう。
- 音がしない・弱い → 電池交換
- 音はする → 元栓・バーナーキャップ確認
- すぐ消える → 安全装置の掃除
これらを試しても直らない、エラーコード「32」「71」「72」が表示されている、あるいは使用年数が10年を超えている場合は、無理せずプロに相談してください。
参照・引用元一覧
- ポチッと住まいる「Rinnai-ガスコンロエラー一覧」
https://pochisuma.com/collections/rinnai-stove-error - 京葉ガス「お近くの京葉ガスサービスショップを探す」
https://www.keiyogas.co.jp/customer/sshop/ - 京葉ガス「電気料金シミュレーション」
https://www.keiyogas.co.jp/denki/simulation.php







