第25回(2022年)
入賞作品発表/
テーマ「楽しいこと、楽しかったこと」

   

最優秀賞作品(8名)

最優秀賞(8名)

星空を見上げたら

最優秀賞作品

市川市 原田 有彩

夏休みに山へ出かけて夜空を見上げると、満点の星空。思わず寝そべって、大好きな星の世界へ想いを馳せる――。星座の形から想像を広げ、星と自分が戯れる様子を生き生きと描いていて、見ている人も星の世界に引き込まれます。また、暗闇の中たくさんの星に照らされた顔の陰影、寝そべっている様子の立体感、有彩さんの豊かな空想の世界の構図、色あざやかさが効果的です。そして何より、星と遊んでいる表情がとても豊かで、星を見て感動! 想像して楽しい! という思いが強く伝わってくる作品です。

かっこいい白バイ

最優秀賞作品

浦安市 保科 蒼人

大きくなったら警察官になりたいと思っている蒼人くんが白バイに乗せてもらった時のワクワクドキドキした気持ちが絵に表れています。ピカピカの大きな白バイにまたがって、ぎゅっとハンドルを握った蒼人くんは、その時、颯爽とパトロールに向かう警察官になった気持ちになっていたのではないでしょうか。楽しかったその時の気持ちが蒼人くんの笑顔やバックの青空にも表れています。大きな白バイを支えるタイヤやホイール、サイレン、大きなタンクのついた立派な車体など、細かなところまで一つ一つの特徴をよく捉えて描かれています。

姉妹で連弾

最優秀賞作品

船橋市 荒居 楓

姉妹で連弾する楽しさが、作品いっぱいにあふれています。お姉さんに続いて、ピアノを習い始めたという楓さん。楽譜をしっかり見つめ、ちょっと緊張気味の楓さんの引き締まった表情の中に、お姉さんと一緒に弾けるうれしさが感じられます。カラフルなタチアオイや黄色の背景も、姉妹そろってピアノの技能がすくすく伸びていくイメージを感じさせ、表現力の豊かさがよく表れています。これからも2人で仲良くピアノを楽しんでいこうとする温かい気持ちが伝わってきます。ピアノ頑張ってくださいね。

たのしいおまつり

最優秀賞作品

鎌ケ谷市 齊藤 美亜

家族の皆さんでお祭りに出かけ、花火の打ち上げやたくさんのお店めぐりを楽しんでいる様子がよく伝わってきます。夜空に上がる花火を形や色を工夫しながら丁寧に描いていますね。塗り方も工夫していて、色とりどりの花火が夜空に大きく広がる様子がよく伝わってきます。花火の一つ一つをしっかりと見つめる表情に、驚いた様子や楽しかった気持ちが感じられ、まるで自分もその場で見ているような、ワクワクした気持ちになりました。来年もまた家族の皆さんと一緒に、花火やお祭りを楽しんできてくださいね。

プラネタリウム

最優秀賞作品

白井市 内丸 陽茉莉

真っ暗になった部屋の中で、輝く星が目の前にあらわれた瞬間の、あの驚きといったら! この絵を見た瞬間、自分がそんな体験をしたことを思い出しました。筆の使い方を工夫しながら、夜空に浮かんでいるたくさんの星座を楽しく表現していますね。背景を丁寧に塗り、星座の周りを白くすることで、空から星たちが浮き出てくるような、立体感が感じられる描き方をしています。座席で見ている皆さんの表情や洋服も色あざやかで、きっと時間をかけて描いたのでしょう。一人一人の表情から目の前に広がる星の海を楽しんでいる様子がよく伝わってきます。

うちゅうのジェットコースター

最優秀賞作品

松戸市 内田 馨

作品を見た瞬間「わー、楽しい!」という馨さんの声が聞こえてきました。久しぶりに乗ったジェットコースター。臨場感が画面いっぱいにあふれています。くねくねと曲がりくねった線路は迫力満点で、赤と青の色彩も印象的です。宇宙の暗闇は黒の濃淡を上手に加減し、惑星やロケット、地上の街も美しく描けました。ジェットコースターの立体感や、後列に向けてだんだん小さくなる遠近感の出し方が巧みで、猛スピードで走ってくる様子がわかります。最前列で一緒に乗っているのはきょうだいでしょうか。友達でしょうか。思い出を写真だけでなく、絵画に残す喜びが伝わってくる作品です。

ゆうえんちで 水あそび

最優秀賞作品

柏市 熊谷 悠

遊園地で水遊びを思いきり楽しんでいる悠くんの気持ちが伝わってきて、見ている方も楽しくなってきます。暑かったこの夏、たくさんの水を体全体に浴びて、冷たくて気持ちよかった感触や、周りに飛び散る水しぶきがキラキラしていてきれいだった印象をよく表した、感性あふれる秀作です。画面いっぱいに広がる水しぶきの青や白がとても色あざやかで、その水しぶきを浴びている悠くんの笑顔もすてきです。夏に思いきり楽しんだその場の情景と気持ちを一筆一筆に込めて、あざやかな色とタッチで生き生きと表していて、その場に響く楽しい声が聞こえてくるようです。

おもいで

最優秀賞作品

流山市 塩冶 蒼生

夏休みのたくさんの楽しい思い出が、画面いっぱいにつまっています。見ている人たちにも楽しさが伝わるような、とてもすばらしい作品になっています。中央に描かれた飛行機が、蒼生さんの夏休みの楽しい思い出をたくさん載せて飛んでいくようです。楽しかった思い出が大きな画面いっぱいにバランスよく配置されていて、心ときめく体験をたくさんしたという思いがよく伝わってきます。背景のあざやかな青色も丁寧に塗られており、絵に深みを持たせています。来年の夏休みも家族と一緒に過ごし、今年以上のすてきな思い出がたくさんできるといいですね。

つぎの「うれしい!」賞(32名)

つぎの「うれしい!」賞(32名)

わくわく賞(32名)

わくわく賞(32名)