個人株主・投資家の皆さまへ
~社長メッセージ~

取締役社長 江口孝

株主の皆さまには、平素より格別のご支援ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。


売上高は減少も、各事業の成果が増益に貢献

第142期中間連結会計期間(2026年1月1日から2026年6月30日まで)においては、中東地域の緊張などを背景に先行き不透明な状況が続き、特にホルムズ海峡を巡る情勢については、注視が必要な状況にあります。一方で、当社の都市ガス主原料であるLNGは調達先の多角化が進んでいることなどから、ガスの安定供給に支障はないと考えております。

当中間連結会計期間の売上高は、ガス機器販売や不動産賃貸収入などが増加した一方でガス売上高が減少した結果、前年同期に比べ減収となりました。経常利益および親会社株主に帰属する中間純利益につきましては、エネルギー事業は減益となったものの、ライフサービス事業やリアルエステート事業の増益が寄与し、増益となりました。


「中期経営計画2025-2027」に基づき成長戦略を推進

当社グループは、「中期経営計画2025-2027」に基づき、「お客さまの“期待に応える”存在となる」の達成に向け、三つの事業領域の成長と経営基盤の強化に取り組んでおります。

エネルギー事業では、ガスの安定供給・保安の確保と業務効率化の両立を実現しながら、ガス事業収支の向上、電力小売収支の改善に向けた取り組みを継続・推進しております。また、カーボンオフセット都市ガスの販売や再生可能エネルギーの開発を進めるなど、低炭素・脱炭素社会への貢献に向けて取り組むとともに、新たな収益基盤の構築を目指した投資を推進しております。

ライフサービス事業では、お客さまの“くらしのかかりつけ”を目指し、各種くらしサービスの充実を図ることで、サービス利用件数は順調に増加しております。また、本年7月には和食レストラン「はな膳」などを展開するグリーンダイニング株式会社を完全子会社化し、飲食業に進出することといたしました。

リアルエステート事業では、「リーフシティ市川」をはじめとする開発案件が順調に進捗しており、収益不動産への投資を進めるなど、安定的な収益源の確保・事業運営を目指しております。

経営基盤の強化においては、人財育成やエンゲージメント向上施策を推進するとともに、CX・DX戦略の一環として業務のデジタル化や生成AIの活用を進めております。

当社を取り巻く経営環境は変化を続けておりますが、引き続きガス事業の着実な運営を継続しつつ、各事業領域および経営基盤の強化に向けた投資を推進することで、中期経営計画の目標の達成と持続的な成長、企業価値の向上に努めてまいります。


安定的な株主還元を継続

当社は、持続的成長と中長期的な企業価値向上の実現に向け、安定的な経営基盤の確保および将来の経営環境の変化への対応に必要な自己資本を維持するとともに、株主還元については、業績や財務状況、株主資本配当率等を総合的に勘案しながら、累進配当を目指していくことを基本方針としております。

上記基本方針に基づき、当期の中間配当につきましては、1株につき13円とさせていただくことといたしました。

株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2026年8月
代表取締役社長 江口 孝