環境保全性・供給安定性

環境保全性

天然ガスはもともと不純物が少なく、しかも液化の際に硫黄分や不純物を取り除きます。そのためLNGを主原料とする都市ガスは、他の化石燃料と比較してもっともクリーンなエネルギーです。

都市ガスの組成と熱量(京葉ガス代表値)

CO2(二酸化炭素)の熱量あたりの排出係数

SOx(硫黄酸化物)およびNOx(窒素酸化物)の排出傾向

SOx(硫黄酸化物)およびNOx(窒素酸化物)の排出傾向
  • 化石燃料の燃焼生成物等発生量比較
    (石炭=100)
    • 数値は「エネルギー白書2012 資源エネルギー庁」より

供給安定性

都市ガスの主原料となる天然ガスは、中東地域に偏在する石油と異なり、世界各地に豊富な埋蔵量が確認されております。わが国では、この天然ガスを液化したLNGを、LNGタンカーで輸入。多くの国々と長期的な契約を結ぶことにより、将来にわたる安定確保に努めています。さらに京葉ガスでは、千葉県産の天然ガスも使用。原料の分散化により、安定供給のための万全の体制を整えています。
また近年ではシェールガス、コールベッドメタンなどの非在来型ガスも在来型ガスと同程度回収可能な埋蔵量があるとみられており、より安定した供給が見込まれています。

LNGの主な輸入先