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GENBA
INTERVIEW 14
第1種内管工事士・供給管工事士
竹中工業株式会社
2001年入社

森永章太

負けたく
ない。

CHAPTER 01 中学時代の友人たちが、今では仕事仲間

まずは、現在の仕事について教えてください。

森永

マンションや役所などの内管工事を経て、今は取り出し工事の重機のオペレーターをしています。高校を卒業してから一番最初の仕事は、ショベルを使って穴掘りをしたり、ガスメーターの周りの錆止めをしたりすることでした。

これまでにどんな現場がありましたか?

森永

14,5階建てのマンションや老人ホーム、工場など数えきれないほどたくさんの現場を経験しました。特に印象に残っているのは、とある工場での工事。建物の側面に足場を作ってもらって上まで登り、30m先まで配管を持っていったことがありました。高所での作業はバランスが悪く、さらに上を向きながらの作業は平衡感覚も鈍りがちなので、ひやっとした瞬間もありました。

この仕事を始めたきっかけを教えてください。

森永

高校3年生になり就職を考えていたときに、先に入社していた中学時代の友人に声をかけてもらったのがきっかけで入社しました。最初は「やってみようかな」くらいの軽い気持ちでしたが、それでもこの仕事を始めてから20年が経とうとしていますね(笑)。

社内の雰囲気がとても良いと感じました。

森永

同年代6人のうちほとんどが中学からの友人で、1人は幼稚園からの幼なじみ。作業する時は良い緊張感のなかそれぞれの仕事に集中していますが、それ以外のときは和気あいあいと会話していることが多いです。風通しが良く、社長から社員までよく発言しあえる環境です。

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CHAPTER 02 負けず嫌いが功を奏した

どんな瞬間に仕事のやりがいを感じますか?

森永

自分が携わった現場が完了し、後日、入居された方々の楽しそうな姿を見たときは、この仕事をやっていてよかったと思います。ほかにも、決められた工程を効率良くできたときには達成感があります。

効率を良くするために心がけていることはありますか?

森永

三手先まで予測して動くことです。単純作業が続くときは集中力が途切れてしまいがちなので、特に気をつけています。後戻り作業が一番もったいないので、二度手間にならないよう段取りを組み、小さな目標を1つ1つクリアしていきます。

では、今までで一番印象に残っている仕事を教えてください。

森永

7〜8年ほど前に、京葉ガスが主催の安全大会技能コンクールに同僚と出場して、優勝したことです。道路からガス管を引き込み、戸建て住宅のガスメーターまで配管するまでのタイムと配管の綺麗さを競うというもの。結果を聞いたときは素直にうれしかったです。

なぜ優勝できたと思いますか?

森永

若さですね(笑)。2人とも負けず嫌いだったことも理由の1つだと思います。仕事でも暑い日の作業には根性がいりますが、負けず嫌いの性格のおかげで上手くやれています。

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CHAPTER 03 チームで仕事ができることに感謝

現場ではどんな方々と仕事をしていますか?

森永

それぞれの現場で親方や責任者が違うので、その人のやり方に合わせています。ただ、自分の意見があれば発言することもあります。危険な作業であればあるほど、些細なことが重大な事故につながる可能性があるので、気になったことはすべて話すようにしています。

仕事をする上で、どんなことに心がけていますか?

森永

たくさんの人の支えがあって自分の仕事が成り立っていることを忘れず、感謝の気持ちを持って仕事をしています。1人では仕事はできませんし、効率よく作業をしたいときに助けてもらえると、チームで仕事をしていて良かったと感じます。

今後の目標について教えてください。

森永

重機の操作は、手元がくるえば刃先もずれるため、繊細さを必要とする仕事です。目標の場所を的確にねらえることはもちろん、今よりも早く、安全に操作できるようになりたいですね。

最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

森永

仕事の段取りが良いことはもちろん、仲間を大切にする人です。社内はほとんどが男性なので、部活や男同士のくだらない話が好きな人には向いている職場だと思います。

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休日の過ごし方

家で料理をすることが多いです。美味しいものを食べることが好きなので、良い肉を買ってきて焼いたり、ハンバーグやチャーハンを作ったり。体調を整えることも大切な仕事の1つだと考えています。